Ryoma

海辺の家のRyomaのレビュー・感想・評価

海辺の家(2001年製作の映画)
4.3
家造りを通して紡がれる親子の絆に素直に感動。あたたかく優しい音楽や海辺の景色が重なってうるっときた。
生きていれば日々後悔や失敗の連続だけれど、それを受け入れた上で“今“をどう生きるかが大切なんだと感じた。誰しもいつ死が訪れるかわからないし残された時間がどのくらいあるかもわからない。人生ってフェアじゃないから。
父親が我が子に遺せるものって色々あると思うけど、一番は同じ時間を過ごしてその瞬間の思いを共有することなんじゃないかなって思った。特別大それたことをするとかじゃなくて、お互いの“愛“を確かめることなんだなって。
10年以上前の作品ってあまり観ることがないけど、とってもいい作品に出逢えたことに感謝😌


あらすじ
42歳の建築デザイナーが余命4カ月と宣告され、離婚した妻のもとで暮らし、父に反感を持つ16歳の息子とともに、父の住んでいた家を建て直そうと決意する。ふたりは親子の絆を回復することができるのか…
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