海辺の家のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

余命少しの男が、海辺の家を建てるのを通じて、失った家族の絆を取り戻す話。
ケヴィン・クラインを始めとした実力派キャストによるハートフルな家族ドラマ。

別れた妻との息子がめちゃくちゃ反抗期で、彼を巻き込んで家を建て始めるのだが、彼が主人公に少し心を開くキッカケになるのが家を壊すとこだった。
少し前に観た「インスタント・ファミリー」にも同じように家を壊すことで、距離が縮まるシーンがあったけど、こういうのは鉄板なのかな。

徐々に主人公の周りに人が集まってくるも、家の完成を待たずに亡くなってしまう。
最後に息子は、自分の祖父にあたる人が事故で殺してしまった人がいたことを知って、完成した家を譲りに行くというオチだった。
マンソン大好きな感じで登場した息子の格好が、最後で随分変わっていたのが印象的だった。