ただお

生きちゃったのただおのレビュー・感想・評価

生きちゃった(2020年製作の映画)
3.5
最近はアニメばかり見ているので久々に実写が見たくなり、以前よりタイトルとパッケージが気になってた仲野太賀主演の本作品を鑑賞。
とにかく終始暗い。
自分が以前好んで見ていた部類の邦画だった。かなり気持ち沈んだわ、やってくれたな!!

大島優子はこの作品ではきれいに映らないようにしてるんだろうけど、ホテルでの落ちきったシーンの表情が、前田敦子のモノマネしてたキンタローに少し似ているような気がして複雑な気持ちになった。多分これって俺だけだと思う。笑
ひきこもりのお兄ちゃんは、ひきこもりながらも弟の幸せを考えて動いた結果があれだったんだろうな。いつまで経っても兄は兄で、ひきこもりで仕事してなくて社会責任を果たしてなくても兄の気持ちはあるんだな。人間って不思議。
日本人のイメージって、あんなに自分の本音を言えない感じなのかな。主人公がもう少し自分の気持ちを伝える能力があれば、嫁とお兄ちゃんの人生はあそこまでバットエンドじゃなかっただろうに。関係ないと思ってても、自分の行動って、他人の人生に少しずつ干渉していくのね。考えて生きていかなくては。
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