オーストラリア産、ゆるいノリでしっかりグロいゾンビコメディ映画。
ゾンビが蔓延してしまったオーストラリアの電話交換塔を舞台にクリクケットチームの団員たちとその娘がどこか切迫した状態の中、どこか間の抜けたサバイバル劇を繰り広げる。
低予算ゆえ(ゾンビ映画は大体そうだが)のチープさはかなり感じるものの華はないがどこか愛嬌のあるキャラクターたちが織りなすクスッと笑ってしまうコメディ展開と以外に気合の入ったロメロスタイルのゾンビメイクとゴアシーンのおかげで過信は禁物だが思ったより悪くない出来のゾンビコメディとしてそれなりに楽しめた。
最後はストレートに悲しくもいい話風に終わるのかと思いきややっぱりふざけてて笑ったw
娘役のアデル・ヴコがかわいくて主役かと思うくらい強いがどう見てもお父さんと人種が違う!「取り違えたんだ」がジョークに聞こえんw
そして挿入歌とエンドロールで流れるオーストラリアのヒップホップトリオBliss N Esoの曲がなにげにとても良い!