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追跡のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

追跡(1947年製作の映画)
3.0
ロバート・ミッチャムとテレサ・ライトが主演、ラオール・ウォルシュが監督した西部劇。
音楽はマックス・スタイナー。
原題:Pursued (1947)

1900年初頭、ニューメキシコ準州。
幼い頃に家族を殺されたジェブ・ランド(少年期アーネスト・セヴァーン)は、カラム夫人(ジュディス・アンダーソン)に助けられ、夫人の息子アダム(少年期チャールズ・ベイツ)と娘ソーリー/ソー(少女期ペギー・ミラー)と一緒に、家族のように育てられる。
ジェブ(ロバート・ミッチャム)と同い年のソー(テレサ・ライト)は愛し合うようになるが、ジェブとアダム(ジョン・ロドニー)は幼い頃から対立が絶えなかった。
やがて、コラム夫人の義兄で検事のグラント・カラム(ディーン・ジャガー)がアダムに言ったことがきっかけで、事件が起こる…。

物語は、誰かに追われ廃墟になっている牧場にやって来たジェブが、後からやって来たソーに語りかけながら、微かに思い浮かぶ子どもの頃の記憶の断片を繋げ合わせて意味を知ろうと苦悩するシーンから始まり、ジェブの父とカラム一族との関係が明らかになるクライマックスまで、ミステリー仕立てで進行する。

~その他の登場人物~
・カジノのオーナー(アラン・ヘイルSr.)
・ヒロインに惹かれる若者(ハリー・ケリーJr.)

"コイン投げ"
"米西戦争"
"結婚の夜"
"復讐"

 ニーヴン・ブッシュの脚本のせいか、主人公が狙われる理由や事件後におけるソーの心の変化など肝心なところの説得力が乏しいのが残念。
お気に入りのテレサ・ライトが出ていることで期待したのだが…。
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