piroko

ママをやめてもいいですか!?のpirokoのレビュー・感想・評価

3.5
2021年の初映画でした。
2021.01.01. youtubeでの無料公開にて。
  
知っている顔もこの映画に関わっているので観た。
編集上、ママメインになってしまっているのが
自分的には納得いかなかった。かも。
 
パパも結構ママ以上に頑張っていたりするケース、いっぱい知ってるから。
 
個々の家族・家庭のカタチは
それぞれに違って、悩みや不安のタネだって、
100人いれば100通りあるのが「子育て」だと思っている。
 
それぞれのリアルにとっての、正解があればいいんだと思うから。
ドキュメンタリーとしてはちょっと纏まりが足りなかった。
 
でも、大泉洋さんの呟きはほっこりした。
  
今日なんて元旦早々、
子供の前で夫に少し喧嘩腰で言葉をかけてしまったりで
「ふぇっ、ふぇっ・・・」って顔して泣きそうな子の表情みたら
「相変わらず不完全な母でごめんよ泣、
ほんとこんなの見たくないよね、悲しくなるよね、ごめんなさい」
という言葉しか出てこなくなって。。
自分へのもどかしさと同時に、
静かに喧嘩をおさめてしまう子供に感謝と尊敬の念しかなくて。
 
なんて私に比べて出来た子なんだろうと。
どうしてこんな子が私のもとに生まれてきたんだろう?と。
寝顔見ながら涙が出た。
 
そんな後に見たもんだから、
我が家はどちらかというと逆でパパに子育ての負担が偏っているかもなぁ
という反省ばかりが頭に浮かんだ。
 
ありがとうとごめんね、を何度でも抱き締めて
またこの1年も生きていこうと決意。
 
むしろ自分が子供だった時の「認めて欲しさ」とか「寂しさ」が
思い出されたりして、
そういうのが自分が親をする時のプレッシャーでもあるけど、
そこにフォーカスしすぎると辛くなるだろうから、
不完全さへの寛容さを胸に、不器用な母をやっていこうと思った。
 
コロナ禍のパパもママも我慢している子供たちもみんなお疲れ。
 
無理せず、笑顔でやっていきましょ。

Love Human, Love Family, Love Me.
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