なつ

由宇子の天秤のなつのレビュー・感想・評価

由宇子の天秤(2020年製作の映画)
3.6
あらすじにあるように……
“正しさ”とは、なんなのか?
似たニュアンスで、“良心”という言葉が在る。
本作に出てくる人達は、多かれ少なかれ、罪悪感が入り混じった複雑な感情に支配される…
それを、“良心の呵責”と言うと思う。
良心の呵責に苦しんでいるのなら、もう正しい事じゃないよな…。
でも私があの人の立場に置かれたとしたら
由宇子は無いなぁ、あのお姉さんは、わからん事もない。
色んな場面で秤にかける…。

ガンジーの言葉で、『良心に関しては、多数決の法則は当てはまらない』てのがあって全くその通りだと思う。

私は誰かの正しさの価値観を押し付けられるのは辟易する。
結構、傷つくこともあるし(笑)
あまたある報道もしかり。
そして私の中の正しさを強要しないようにも気をつけようと思う。

時間が経つにつれ、本作の印象が濃くなった。
観て何かを感じて欲しいなぁ。

本作はユーロスペース限定?で。
由宇子の天秤スタンプカードってのがあって。
5個集めると、“かぞくへDVD ”が貰える。
何人かでスタンプ押して貰うのも有りらしいけど。
隣のおじさん、一人でもう4個集めたって!!めっちゃ観てるやん。
なつ

なつ