医療人類学の論文で性不一致(トランスジェンダー)を病気とするなら、その病態は「性一致の追求｣とされてて、凪沙がまさしくそうだなと思いました。
他人から見たら体が「お母さん」ではない時でも、凪沙はもう「お母さん」だった……。でも凪沙は体も「お母さん」になりたかったのか……それとも本当に「お母さん」になるためには体を変える必要があると思ったのか……。もしコンサートで母親が出てこなかったら、凪沙はどうしたんだろう。
最後以外基本辛い。色々な面で世界が汚すぎる。
面接先のおっさんが「今ね、LGBT流行りですよね。僕も講習受けてますよ」とかぬかしてて、てめぇは講習寝て過ごして給料貰ってんのか、それとも講師がカスなのかどっちなんだ？って思いましたね。
