草彅剛がトランスジェンダー役を見事にこなしていた
そして新人で一果役の女の子
自然な演技とバレエのキレッキレな踊りには目を引くものがあった
各々を取り巻く環境からの孤独感
分かり合えるはずがない凪沙と一果の2人の出会いは必然的だったのかもしれない
一緒に暮らす事でぶつかり合いながらもお互いに享受し支え合っていく様子はとても微笑ましく見えた
凪沙の母性が芽生え一果の夢を応援しようと決断したのは凪沙もまた自分を変えたいと思ったんだろうなぁ〜と観ていて気付かされた
また一果もそんな凪沙の愛情をきちんと受け止めて成長していく様子にはグッとくるものがあった
孤独って何処からやってくるんだろう…
そして自分をどんどん追い込んでいく
でも周りに目を向けると救ってくれる希望の道はあるんだと思う
その一歩を踏み出す勇気が必要なんだろうけど…
海辺での凪沙と一果のやりとり
ピアノの伴奏がとてもマッチしていて感動的なラストでした