りょーこ

大いなる罪びとのりょーこのレビュー・感想・評価

大いなる罪びと(1949年製作の映画)
3.8
賭博から好きな人を引き離そうとするも自分が沼ってしまうグレゴリー・ペック主演40年代モノクロ映画

ギャンブルって本当に恐ろしい、とじわじわ感じる作品でした。

嘘も盗みも平気でやるようになるし、遺産目当てに他人の死すら望む……

私はのめり込む性格なので、絶対手を出しませぬw!!!



1860年代。

作家フェージャ(グレゴリー・ペック)は美女ポリーナを追いかけ保養所に着いた。

そこは賭博が盛んな場所で、勝ったり負けたり自殺したりする人々を観察し、何が楽しいのか分からんけど次の本のネタにはなりそう、とか思う。

そして、父の借金に振り回され、ギャンブルにのめり込むポリーナを救い、結婚することに。

しかし今度は自分がのめり込んでしまい……



数字に取り憑かれ、金の工面しか考えず、愛する者すら裏切るギャンブラー。

もうここまできたら病気ですよね。
依存症。

イケメンのグレゴリー・ペックが台無しです(笑)

ポリーナは滅茶苦茶美女さんで、笑顔が素敵なオードリー・ヘプバーン似♪

モノクロレトロな作品ながら、今でも十分通用する悲しく汚く恐ろしいドラマでした。
りょーこ

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