観たら死ぬらしいので観ました
人はいつか死ぬ
それは『アントラム』を観る前か後かってだけの話です
40年前に作られ、上映館が火事になり観客が全員焼死したとか、映画祭で上映しようとしたらお偉いさんが死んだとか
曰く付き、呪われた映画
それがこの『アントラム』
前半少しドキュメンタリーでこの映画を取り巻く呪いや悪夢を紹介した後、
30秒ほどの警告から本編スタート
かなり圧をかけてくる警告で
死んでも製作者も配給も映画館も責任取らんからな!とのこと
上等です、今から入れる保険ってあります?
本編は特におもしろくはないけど、
フィルム焼けとかノイズとかサブリミナルとか
小細工がたくさんあってよかったです
雰囲気出てるというか、内容+小細工で本能的に怖さを刷り込んでくる感じが好きです
サブリミナルが純粋にキモさがあるのと、音がグワングワンしたり片側だけ聞こえたりするのもよかった
イヤホンで音楽聴こうとして片方だけ聴こえたら不快ですよね?その状態をわざわざ作って不快にさせてくるんですよ手の込んだ嫌がらせです
悪魔みたいなファラリスの雄牛みたいなやつのデザインがめちゃくちゃ好みです
タワーオブテラーのシリキ・ウトゥンドゥみたいで
あと右手がピースサインみたいでかわいい
ストーリーはちょっとアレだけど、全体的なビジュアルとか雰囲気は結構好みでした
映画本編だけでなくリアルな、メタな目線での映像入れてくることである意味今までにない新しい映画体験になりました
ただ問題がひとつ、、、、、
子役の情報をIMDbで調べたら、40年前に作られたはずなのにめちゃめちゃ最近の映画に子役で出てました。
嘘かーーい!!!!