ママン

すばらしき世界のママンのレビュー・感想・評価

すばらしき世界(2021年製作の映画)
5.0
そうとうウワサになってた映画だから観てみたものの、衝撃的だった‼️傑作❣️

「ダビデ王の子で、エルサレムの王であり、「伝道者」と呼ばれたソロモンの教え😇

思うに、この世に価値のあるものなどない。 すべてがむなしい。

人はあくせく働いた報酬として、 何を手に入れるというのか。 一つの時代が去り、新しい時代が来るが、 少しも変わらない。

太陽は昇っては沈み、また昇ろうと、 急ぎ元の所に帰って行く。 風は南に吹き、北に吹き、あちこち向きを変えるが、 結局行き着く所はない。

川は海に注ぐが、 海は決してあふれることはない。 水は再び川に戻り、また海に流れて行く。 何もかも、くり返すばかりで、 あきあきする。

どれだけ見ていても満足できない。 どれだけ聞いても、 もうこれで良いということはない。

歴史はくり返すだけ。

ほんとうに新しいものなど何もない。 新しいように見えても、必ず前例があるか、すでに言い古されたものです。

何か、「これは新しいものだ」と指摘できるものがあるでしょうか?
それがずっと昔になかったと、どうしてわかるのですか。私たちは、

先の時代にどんなことが起こったのか忘れてしまいます。そればかりか、のちの時代になれば、私たちが今していることを、だれも覚えていないのです。」
‭‭伝道者の書‬ ‭1‬:‭1‬-‭11‬ ‭JCB‬‬

まさかの女性監督というのも驚いた❗️
実に良いな〜。レイ・アームストロングのWhat A Wonderful Worldでも流してくれたら更に良かったのになぁ…

最近『闇金ウシジマくん』を観てて「社会的に救われるべき人は→救われずにどんどん埋もれていくサマ」を見てて辛かったのだけども、、、

こういう典型的な前科者でも、気持ち一つで変えられることはある。だけどもだけど❗️大事なのは『愛』であってさ、この場合はとてつもなく→周りに味方が多かったから良かったよね。

三上も元々は良い奴であった👈🏻という背景も相まって、三上の''イマココ''状態もよく分かりやすいのが秀逸👍🏻

カタギって堅気と書くけど、堅気じゃないよね。あえて書くなら『片義』かな。半分は義理堅いけど、半分は適当で生きてる。
じぶんを守るため→まわりを犠牲にしていること、耳を塞いでいることなど、ハッキリ明確に示していた。

逃げるのも悪くないという正当化ではあるが、三上クラスにはちょうどいい教えだったのに、三上の運命レベルでは''てっぺん''に来てしまった。。。

まあ、これ以上は神様レベルの話になるからやめておこう😇でも良い話だった💯
別所さんも上手かった!あ、あの女将さんが必死に三上を止めて→追い返してやったのもナイス。

「欲しいものは何でも手に入れ、したい放題の楽しみをしてみました。つらい仕事にも大きな喜びがあることを知りました。

この喜びこそ、実に、あらゆる労働に共通した報酬なのです。 しかし、してきたことを振り返ってみると、、、

どれもこれも役に立たないことばかりで、風を追うようなものでした。これこそ価値があると言えるものなど、
どこにもありませんでした。 そこで、知恵と無知の価値を比較してみることにしました。おそらくだれでも、同じ結論に達するでしょう。 それは、こういうことです。

光が闇にまさっているように、知恵は無知よりはるかに価値があります。賢い人は先々を正しく判断しますが、愚かな人は先のことがわかりません。

ところが私は、知恵のある人にも知恵の足りない人にも共通点があることに気づきました。 知恵の足りない人が死ぬように、いずれこの私も死ぬということです。

それなら、知恵をつけたところで、いったい何の益があるというのでしょう。私は、知恵をつけることでさえむなしいものだと悟ったのです。

賢い人も愚かな人も死ぬのです。時がたてば、両者とも、すっかり忘れられてしまいます。 私はここまでわかると、生きているのがいやになりました。

人生は不条理きわまりないからです。何もかもむなしく、風を追うようなものです。」
‭‭伝道者の書‬ ‭2‬:‭10‬-‭17‬ ‭JCB‬‬ https://bible.com/bible/83/ecc.2.10-17.JCB
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