“映画に欠かせない音響はどのように創られているのか” 多様な実作品のシーンを観ながら学ぶことができる本作。
サイレントからトーキーへ。
モノからステレオ、そしてサラウンドへ。
映画の音響にかかる年代史をターニングポイントを目にしながら、追体験できます。
Voice、Sound Effect、Music、Mixing。
作品の中には、“音響はオーケストラそのものである”という台詞もありました。
主に4つの観点から多重に奏でられ、創造される音響の仕組みも理解できます。
もちろん、監督や脚本家、音響技術を扱うチームメンバーとの協働もかかせません。改めて、たくさんの人々の想いより、一つひとつの作品が世に生まれていることを実感できます。
今後鑑賞する映画が数倍楽しく感じられる、素晴らしいドキュメンタリーでした。