ラブラドール

レジェンド・オブ・リタのラブラドールのレビュー・感想・評価

レジェンド・オブ・リタ(2000年製作の映画)
3.2
実話に基づくドイツ作品。アマプラで配信されていなければきっと観ていない作品だと思います。
ドイツが東西に分断されていた時代に逮捕から逃れるために潜伏していたテロリストが主人公。

テロなどを起こして国際的に指名手配されると、もう一生逃げ続けるしか助かる道はないのですね。西ドイツで犯罪を犯し、東ドイツに逃亡し、名前を変えて一般人になりすまし潜伏。
正体がバレそうになると、また名前を変えて別の場所で一般人になりすます。
一生怯えながら過ごさないといけないという過酷な人生です。

ただ、テロは本当にダメなことだと思います。(←語彙力ないですね)
自らの主義や主張を明らかにするために、全く関係のない人に危害を加える行為。何1つとっても正当化できる理由はありません。
一般的なテロリストの主張としては、理想的な世界を実現するためには犠牲が伴うのは仕方ない、くらいの感覚なのだとは思いますが。

普通に楽しめますが、特に目新しさもなく、あえて観る必要はない作品だと思います。