監督の方からなぜか営業フォローされたので視聴
女性側の性交の痛みとリスクを知るため、男性にアナルセックス（挿入される側）を義務化させる（これを受けないと首に埋められたチップが反応して激痛が起こる）という“SP法”が施行された世界を描いたドラマ
あまりにも想像力のない稚拙なシナリオを映像と音楽で誤魔化そうとしていて不快
監督のnote（制作意図）を拝読してもこの感想が揺らぐことはなかった
こんな現実味のない制度を実用化させる金はどっから持ってくんだよとか、様々な性的指向や宗教などには一切目を向けてないのはこういうテーマを扱う上ではダメでしょとか、普通両親は子供がセックスさせられるの嫌だろうにニコニコ送り出してて感情が謎すぎるとか、気になった点を書き出せばキリがない
単なる娯楽映画ではなく「見た側に何らかのメッセージを伝えたい」のならば、隙だらけの脚本をもっと練るべきだし、監督が中学生時代に同性とセックスの経験がある程度の事は雑な作品を作っていいエクスキュースにもならない
