さちえ

返校 言葉が消えた日のさちえのレビュー・感想・評価

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
3.8
1960年代の独裁政権下での台湾のお話。舞台は学校だけど、日常的に軍に弾圧されていて、密告も奨励されている。
本を読んでるだけで国家転覆の疑いをかけられて死刑とかとんでもない時代〜😱

主人公の女生徒ファン・レイシンは教室で目を覚ますが学校には誰もいない様子。校内を彷徨ううちに後輩を見つけたり、少しずつ過去を思い出したりしていくという内容。

元ネタは2017年に台湾で配信されたホラーアドベンチャーゲームで、現在はSwitchやスマホアプリでもプレイできるらしいです😃
確かに話の展開やクリーチャーの描写がゲームっぽい

ちょいちょいホラーシーンがあったものの、ホラー要素がなくても面白いのでは?というくらいストーリーに惹き込まれる作品でした✨
主人公の心情がとても丁寧に表現されているので内容がわかりやすく、感情移入もできてラストはとても切ない気持ちになりました🥲
多少のグロ表現が大丈夫な方にはオススメです🌟
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