きんろー

ラ・ジュテのきんろーのレビュー・感想・評価

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)
3.5
いいねオシャンティー。

SFに見せかけて意外と悲しい恋愛映画。過去に一目見た女性に囚われてタイムトラベルしてもその人に会いにいき、デートをしても木の年輪の1番外側を指差してあそこから来たと発言したり、デート先が剥製博物館だったり徹頭徹尾主人公は過去に囚われている。最終的には未来人からの提案を断り第三次大戦目前の過去にタイムスリップしてしまう。
愚かだなと思いつつも、過去か未来どちらにいきたいかと問われれば自分も過去を選ぶだろうと考えた。未来は無く現在もなく人の頭の中には常に過去しかないのかもしれない。
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