『ラ・ジュテ』(1958)
原題:La Jetee
第3次世界大戦後。廃墟と化したパリ。戦争を生き延びた勝者側の科学者たちは、“過去”と“未来”に救済を求めるため、捕虜を使って時間旅行を試みる。彼らはそこで少年時代の記憶に取り憑かれた男(ダヴォス・ハニッヒ)を選び出す。(映画.comより引用)
1958年作。当時「第三次世界大戦」が起こったと仮定して用いられる兵器はやはり核兵器で、第二次世界大戦で広島・長崎に落とされた原爆はそのくらい世界中の常識を変えたことを実感します。
写真の貼り継ぎのようなカットが特徴的です。
いくら特定の地点の過去/未来に行ったとしても、いちばん最初の自分は変えられない。運命は決められているというところでしょうか。
ラストが私にとって驚きで、かつ納得のいくものでした。走馬灯の逆みたいな。
今ならYouTubeで無料で大塚明夫ナレーターで鑑賞できるのでオススメ。
2024-108