なくいら

シークレット・ガーデンのなくいらのレビュー・感想・評価

シークレット・ガーデン(2020年製作の映画)
3.6
無知ゆえ、原作の小説のことは全然知らなかったんだけど、観てれば『あぁ、これは昔の有名な小説かなんかが原作なんだろうな』と察することが出来る様な、実に古典的な作風の作品だった。

理屈などは取っ払い、ワクワクを詰め込んで、心に傷を負った少年少女が不思議な世界を冒険して成長する、愛溢れる物語。

ちょっと気が強すぎるというか、超お転婆女のメアリーの行動は、見ていてハラハラするけど、そこがまた魅力的。

"秘密の花園"が何かなんかどうでも良くて、そこに広がる希望が映し出される景色がとても良かった。

何せ、オープニングからエンディングまで、音楽が最高で、映画館で観て良かったと心から思った!!(多忙につき2週間ぶりの映画館だったのもあって、あぁ…映画館最高…という相乗効果も)
調べたら、アカデミー賞の受賞歴もあるダリオ・マリアネッリ。名前認識してなかったけど、作品はよくお世話になってたようなので、今後は注目していきたい。
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