実在の未解決事件を映画化しているとのことで、犯人の仄めかしはあるものの事件は未解決のままで、行方不明になった少女達は救われないしでモヤモヤ。
良くも悪くも暴力や殺人シーンは出てこないが、社会格差、警察の差別意識、貧困による壊れそうな(もしくは壊れた)家族の実情といったアメリカ社会の闇がガッツリ描かれていて切なく辛い。
そんな環境にあっても、家族の間での愛情の発露が言葉や行動として描かれていて全般的に辛いながらも多少の救いは感じた。
と思いきや、エンドロールで主人公であるメアリーの悲しく報われないその後を実際の写真とともに知らされ、鬱。。。