このレビューはネタバレを含みます
観ようとして忘れてたヤツ。
余命カウントダウンアプリをインストールした人がその時間通りに死を迎える話。
予告通り迎える死の運命に抗うという点で『着信アリ』や『ファイナルデッドシリーズ』みがある。
まぁ、使い古されてクタクタになった設定ですね。
ホラー演出面も正直、ジャンプスケアメインで目を見張るものはなく、ハッキリ言っちゃうと割とどうでもいいｗ
しかし、脚本面の出来がすごく自分好みなのでそっちに注目しちゃいました。
短いセリフでその人物の背景が分かったり皮肉が効いてる言い回しがホントに好き。
クインが実家行く前の『やだな…』ってセリフで、あー折り合いが悪いのかな、とか『ちょっと待ってて』と言われた余命18時間のマットの『ああ、俺には時間がたくさんある』ってセリフとか。こういうのすき。
悪魔祓いの人のキャラもすげーいい味。
ラストの展開は専門家の『呪いもウソにすればいい』を逆手にとったなるほど感と、序盤にあった麻薬中毒者対応の伏線が生きた展開。非常に危険な賭けだったようにも思えるｗ
というわけで個人的には、ホラー作品なのにホラーじゃない部分に良いところをいっぱい感じた、ちょっと変な1本でしたｗ
正直この人のホラーじゃないジャンルの作品を観てみたい。
客『店長呼びなさいよ』
店長『呼ぶから待ってて(クルリ)私が店長です』がお気に入り。
クソ、このシーン観ただけで『JEXI!』また観たくなってきた…！
