このレビューはネタバレを含みます
これは…生きづらかった中年女性の、希望と再生の物語。
LGBTを題材にしてはいるけど、それが主題ではない。
ラストで、ヒロインは家父長制に縛られた女性としての苦しさから自由になって、初めて自分のための人生を生き始める。
それが、意に沿わない結婚をしてもうけた娘からのナイスアシストで…っていうのが素晴らしいし、若く微笑ましいカップルの姿から、時代は変わって行くんだよ、っていうメッセージも感じます。
脚本・監督は男性なんですって!何でこんなに女性の生きづらさがわかるのかしら。
キム・ヒエ氏の演技も素晴らしかった!再開を果たした時の表情の変化、涙、最高でした。
女性として、刺さりまくる映画でした!