クリムゾンキング

Dead Souls(原題)のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

Dead Souls(原題)(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

神父による一家惨殺から唯一生き残った主人公は養子に出され、幸せに暮らしていたが18歳の誕生日に実家の相続に関する書類が届いたんで行ってみたら地元住民には嫌がらせされるわ家出少女に上がり込まれててあれやこれやあるわおまけに超絶事故物件だわで結果死屍累々の大惨事になる!

大体こんな感じ?

死霊館系の映画をちょいと安くした感じ?
だけどストリングスを多用したスコアやらちょっとだけ死霊のはらわたみたいな「不気味なアングル」があったりと割と丁寧。死霊(dead souls)だけに。

恐怖シーンもそれほど怖くはないんだけど、家の中を彷徨う謎の人影、とかひとりでに開くドア、とか手堅い感じ。

エジプトの神だかなんかを信仰して転生の儀式っぽいことをやってらんだけど「俺は間違ってたー!」とか言いながら惨殺して十字架にかけた、という感じか。
で、結局生贄が一人足りないからやっぱ生贄欲しい!という感じだろうか。
で、何かにつけて死んだ登場人物に魂の不滅を約束された?家族が乗り移って襲ってきた、という具合?

ヒロインがかなりの武闘派でそこら辺の主人公よりもかなり容赦なく敵陣を葬り去っていく様はちょっと圧巻。

かと思えばラストはちょっとうるっときてしまう。

英語音声オンリーでの鑑賞だったので多分書いてることの6割違ってる気がするけどなかなか面白い作品だった。