ドラえもんは猫型ロボット

レディ・オア・ノットのドラえもんは猫型ロボットのレビュー・感想・評価

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)
5.0
日本未公開の痛快スプラッターホラー映画。
こういう良作映画でも、公開されないんだなあ、と思うと、今後未公開作品を観る楽しみが増えた。

とても面白かった。
感想を。

やられたー。

映画の冒頭から、このかくれんぼの意味は暗示されていたのに、何気なく見過ごしてしまった。ル・ドマス一家がトランプやボードゲームなどのゲーム事業で財を成したという設定の隠れ蓑が利いている。

もう設定の勝利という他ない作品。
命がけのかくれんぼの理由がしっかりと作りこみがされている為に、一種のコメディともいえる衝撃の結末に意味を持たせることができている。

純白なウエディングドレスが、一族との殺し合いの末に、千切れ血に汚れていき、そして、ヒロインの、あのラストの姿。グロくて、痛快。

胸がスカッとする映画。

銃で撃たれて顔や手に穴が開いたり、鉄柵で皮膚が裂けたりと、結構グロくて痛々しい描写もあるので、苦手な方は注意。R15指定だしね。