このレビューはネタバレを含みます
カットの一つ一つの映像のセンス、音楽のセンス、演技、雰囲気、リアルさなど全てにおいてため息が出るほどに素晴らしい
特に抜きん出ているのはヴァルキリーのシーン、中盤の照明弾の中を移動していくシーン、終盤のThe Endが流れるシーン
ここら辺は芸術作品として最高レベルの映像だったと思う
冒頭の数分でただならない映画であることが感じ取れすぐに掴まれるし個人的には部屋の中で虚空を睨むカットもすごい好き
この作品は長いことに意味があるタイプの作品で、見た後の脱力感が凄まじい
芸術性、エンタメ性、哲学的な脚本など全てにおいて満点
マーティン・シーンの声と顔の中毒性もこの映画の重要な要素だと思う
現状人生の中で1番素晴らしいと思った映画