このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
リンクレーター監督やっぱり好きや。
前半はバーナデットのハチャメチャやっちまってる感じが笑いながら楽しめ、
後半にかけて本人の生きることへの再燃や家族の絆へと、感動できる流れになっていてよかった。
なにしろケイト・ブランシェットが素晴らしい!
周りの役者もみな自然でよかったが、
天才で偏屈で情熱的で家族思いな愛すべきキャラクターを生き生きと演じていた。
南極へ逃げるような形で行ったがそこに予想もしない出来事が重なり、作品にかける情熱が再燃していく様が見事。
建築を担当させてもらえることになって喜ぶあのシーンから、家族へ電話をかけているところにサプライズでビーと夫が合流するあのシーン、胸熱だった。
車中シンディ・ローパーのタイム・アフター・タイムを母娘が大声で歌うところと
エンディングにシンディ・ローパー流れるところの繋がりもよかったな。
映画館がかなりガラーンとしていた。
観るのには快適だったが、寂しい!こんなに素敵なのに!
もっとたくさんの人にみてほしい作品だなと思った。
タイトルが悪いのかなぁ。。。