マリッジ・ストーリーのタケナミのネタバレレビュー・内容・結末

離婚する夫婦が4歳の息子の親権をめぐって対立する話。

感動したり、考えさせられたりはあまりなく、ただただ夫のチャーリーに腹が立つ映画だった。
妻や息子が自分より下の存在だと思って指図する感じ、私が一番付き合いたくないタイプの人だ。
チャーリーが離婚をしたくないのも、息子ヘンリーの親権が欲しいのも、自分の人生に汚点をつけたくなかったからではないだろうか。

弁護士が関わる事案が身近にあったことがないのでわからないが、アメリカの弁護士社会？を映画を通じて学ぶことができた。
素人が話すとロクなことがないとはいえ、あそこまで当事者同士で話さない風潮があるなんてびっくり。

疑問点に思ったのが、途中で夫がうっかり腕を切ってしまったシーンの真意。
あまりにも淡々と話が進むので「まさか夫死んだ？」と超展開を勘繰ったが、何事もなく通り過ぎていって、よくわからなかった。
腕を切ったことがまさか裁判の結果に影響を及ぼしたとも思えないけど…心身衰弱と判断されて不利になった？
他の人の感想や解説を聞いて理解を深めたいと思いました。