犯人です

1917 命をかけた伝令の犯人ですのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.3
【概要】
第1次世界大戦を舞台にした戦争ドラマ。戦地に赴いたイギリス兵士二人が重要な任務を命じられ、たった二人で最前線に赴く物語を全編を通してワンカットに見える映像で映し出す。メガホンを取るのは『アメリカン・ビューティー』などのサム・メンデス。『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイ、『リピーテッド』などのディーン=チャールズ・チャップマン、『ドクター・ストレンジ』などのベネディクト・カンバーバッチらが出演する。全編が一人の兵士の1日としてつながって見えることで、臨場感と緊張感が最後まで途切れない。(シネマトゥデイ参照)

【あらすじ】
第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙(たいじ)する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。(シネマトゥデイ参照)

『良い点』
・今まで見た事ない臨場感
・巧みなワンカット手法

『悪い点』
・戦闘シーンを期待する映画ではない

《感想》
昨年話題だったNetflixで配信のある「西部戦線異常なし」ではドイツ軍側を描いていましたが、今作品は同戦争のフランス軍側のお話🎬
戦争映画なのに疾走感があって面白かったです‼️

——— 🔹1917 命のをかけた伝令🔹 ———
こういった戦争映画って中々気が重くなるのですが、今作品はワンカット手法等を用いて疾走感があり面白かったです👍👍
まず、今作品の特徴はなんといってもワンカット手法‼️今までの映画にないような没入感を得られます。
(実際はワンカットではないようですが、ワンカットのように見せています)
このワンカット手法は本当に素晴らしくて、正直この感覚を言葉で表現することは難しいのですがストーリーに疾走感があってまとまっている印象でした‼︎
また、視聴者と演者との距離感も近く感じられ戦争の恐ろしさや臨場感がとても良かったです。
副題の「命をかけた伝令」とうたっているだけあって、大佐に命懸けの伝令をしに行く映画になります。なので戦争映画特有のバチバチ戦闘シーンは多くなく、どちらかと言うと戦闘地帯を切り抜けるシーンが多いです。そのため戦闘シーンを期待してる方は肩透かし喰らうかもしれません。
メインは素晴らしい撮影技法を用いた映像を体験する映画かなと感じました。
映画館で見たい映画ですね…上映時に見にいえば良かった…

——— 🔸最後に🔸 ———
個人的にかなりの良作でした👍👍
戦争映画って重い話が多いので気持ちに余裕がないと見れないんですよね(笑)
ずっとマイリストに入れたまま放ったらかしの映画でしたが、個人的な仕事も片付いたので今回鑑賞しました。
人にもお勧めしやすい素晴らしく映画でした‼️