デジモン劇場作品の第7弾。
テレビアニメシリーズ4作目の「デジモンフロンティア」の唯一の映画作品で、フロンティア自体は今までのデジモンと関わりのないシリーズなので過去の映画を観ていなくても問題はない。
が、もちろんテレビシリーズを見ていないとキャラ達やストーリーは理解し難い。
アニメフェアの1作品なので40分と短く、冒頭に説明が入る事もない。
監督は02のディアボロモンの逆襲の今村監督。
02の映画作品が細田守のエッジの聞いた演出を受け継いでいただけあって、今作も冒頭や音楽の使い方などは東映アニメというより「デジモン映画」感が強い。
なので始まりの掴みは大変良くてワクワクしたのだが、その後の話はわりと普通。
というより、やはりフロンティアはパートナーデジモンがいないのが盛り上げ部分でどうしても物足りなくなる。
そこでゲストキャラをデジモンをメインにしたのは良いが、40分の作品にしては展開がバラバラとしていてやや見にくかった。
世界設定などはファンタジー感が強くて好みだったので残念。
あと、滑舌…!!!!!