ロングレビューは後ほど。
当たり障りなさすぎてすごい!
R指定を厭わず製作されるはずだったが叶わず、ヒットを飛ばしてしまった映画【ヴェノム】。
本作も例に漏れず、最大公約数の観客を巻き込むため、アンディ・サーキス監督は狙ってこのようなトーンの作品に落とし込んだのだろう。
カーネイジ登場というヒットを約束された舞台において、余計な混ぜ物なしの演出と展開は、98分というタイトなランニングタイムにも表れている。
とはいえ、さすがに刺激がなさすぎたなあ。
せっかくのウディ・ハレルソンもポテンシャルを発揮しきれていなかったように思う。
もとより一作目の走りだしから躓いていたのだから、このトーンはこれで良いのかもしれないけれど。