理か

夕陽のあとの理かのレビュー・感想・評価

夕陽のあと(2019年製作の映画)
4.0
思ったこと


育てた家族だけでなく役場の人も育ての親を優先させるのが子供の幸せと断定していたのには、違和感を抱きました。また将来島を出る時には、と言っていたけれど、この島は高校から出て行くのでしょうか?五月がうまいこと島から出さないように仕向けるかも、とか考えてしまいました。
というのも、祭で豊和が太鼓を叩くのをにこやかに見守る育ての家族と対比して暗い顔でバスに一人乗って行く産みの親。結局育ての親は以前と変わらぬ暮らしが続くのに産んだ親は、取り返しがつかない絶望感で寂しく去る。和やかに解決したかのようで産みの親が身を引いた、
という印象。
理か

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