50年代製作のチェコ戦争映画。
字幕ナシ流し見で。
歴史的にどの時点の何の話なのか判らずに観たので、ちょっと勿体無かった。
44年、オストラヴァ解放戦が舞台だそう。
画面自体から伝わる共産圏臭は、
何故かマイルド。
古い時代なだけあって、ドイツ戦車が本物でビックリ。
煙と、飛散物へのコダワリで、
リアルさを見せる戦闘シーンが見もの。
遠景での着弾と、煙の流れ方がすごい。
火薬量には、ともかく圧倒される。
そして飛散物。戦車兵が川を渡るシーン
で、水面は飛散物でしぶきだらけ。
着弾時は、いきなり土の塊が跳んでたり、こんなの見た事ない。
字幕で観て、プロパガンダを浴びたい気分だが、まぁ、戦闘シーンだけで我慢するしかあるまい。