青葉家のテーブルのじゅんPのレビュー・感想・評価

表現と文化、インプットとアウトプットが人と人とを繋げ、日々を豊かにするということを、変わらず掲げてくれる松本監督。

好きなものと自分との距離を、他人のそれと比べて一喜一憂したり、自暴自棄になったり…
残酷にして身近な”才能”のお話でもあった。

ドラマで築いたキャラクターの相関関係に依存することなく、さらっと足したメンバーを主軸に据え、迷える大人と悩める子供を、自由の荒野にやさしく突き放す(＝解き放つ)劇場版。

ECサイトの企業案件っぽい企画ながら、ドラマ版含め作家性しか感じられなくて好き。