たなしょ

モータルコンバットのたなしょのレビュー・感想・評価

モータルコンバット(2021年製作の映画)
4.0
この映画はルイス・タンさん主演のアクション映画。

人間界と魔界は古代から戦いを続けていた。「モータルコンバット」と称される大会の10回中9回人間界の戦士が負けておりあと1回魔界が勝てば人間界は魔界に支配されることとなる。
古代の予言によれば17世紀頃に死亡したハサシ・ハンゾウの血統が復活、魔界の勝利を防ぐであろうと伝えられていた。
魔界の者たちは予言通りにさせないと大会前に殺そうと決意。徐々に人間界に暗雲が立ち込めるのであった。

主人公はドラゴンのマークのあざがある総合格闘技選手。しかし試合には中々勝てず妻と娘、家族の応援に励まされている日々であった。

家族と暮らす平凡な日々に突如悪魔が襲いかかる。氷を自由に操れる悪魔によって主人公一家は命を狙われることに。
同じドラゴンのマークが刻まれている男に助けてもらい、男から指定された場所へ向かう。

指定された場所には元特殊部隊の女性と捕まっている男性が。特殊部隊の女性から「モータルコンバット」についてずっと調べているということなどを知る。

そして秘境にある寺院に主人公達は向かいそこでドラゴンのマークの真相を知る。人間界に危機が迫っていることを知った主人公は訓練しながら自らが秘めていた能力を発揮し魔界の者らと激闘を繰り広げる。

これは人間界と魔界の選ばれた者たちによる大会「モータルコンバット」の大会前のお話。



「モータルコンバット」。ストリートファイターに似た格闘技ゲームでアメリカ内でとてつもない人気を博しているゲームの1つです。
このゲームは対戦に負けた相手を惨殺する演習「フェイタリティ」がありそのグロさやキャラクターごとのバリエーションなどが作品の魅力の1つ。
私はプレイしたことないですがフェイタリティの残酷さはえぐいです笑

そんなゲームの映画ですので勿論フェイタリティ要素がある事は間違いなし。
グロとアクションで魅せてくれるのだろうと期待してました。

モータルコンバットは大会のことなのですが今作は大会前の人集めからのお話。
ですので事実上「モータルコンバット」ではないんですよね笑
しかしながら人間界と魔界の選ばれた者達による激闘は痺れました。

真田広之さんとてつもなくカッコイイ。
格闘なので中国の要素が目立つ作品ですが日本刀を使ったりクナイを使ったりと日本のアクションでとても好き。
能力も物凄かったです。そして人間界の守護神には浅野忠信さん。これまた凄い役でとても迫力大でした。

個人的には元特殊部隊の女性。元々は選ばれた人間ではないのに敵と戦う中でドラゴンのマークを刻み選ばれた者の1員になる。そして能力を出すシーン一瞬でしたがとてつもなく強い笑 1番強いんじゃないかな..って思いました。

能力のぶつけ合いで各々がバトルしているシーンはとても魅力的でした。
肝心なフェイタリティ要素ですが残酷な描写ありますが想像してたのよりかはちょっと控えめな印象。ですが臓器飛び出たりとか..色々なパターンあるので注意が必要⚠️‼️

続編に繋がるラスト。次はちゃんと「モータルコンバット」してくれることを期待して待ちたいと思います。魔界の新キャラ、人間界の新キャラ何が来るかな!
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