このレビューはネタバレを含みます
大人になりきれないふたり、無理だとわかっていても『かくれんぼ』を続けてしまう。翔太とタカラの性格や生い立ちが演技にあらわれていて細かい描写がなくてもどういう人物なのか感じる事ができた。
終始重いテーマではあるが、報われない中にも報われる瞬間があるのに心打たれる
朝起きた時に、爪にマニュキュアが塗ってあったシーン、きっとタカラと同じでこれ以上はない胸いっぱいな気持ちになった。
村上虹郎と芋生悠だからこそ成り立つ映画、ストーリーの展開だけじゃなく人の感情を見るのが好きな人はぜひ。