hayato

兄弟愛のhayatoのレビュー・感想・評価

兄弟愛(2018年製作の映画)
2.6
【帰ってきた息子。顔が見えない奥さん。何も言えないが愛は確かにある。】

○父は家を奪われたくない
●ここは私の平和なのだ。
◇息子はそんな父に我慢する
◆そして、正直に話せばよかったと

★名台詞

息子『俺をロバのように扱った!』

親子の亀裂が広がって観るに耐えない。

《ストーリー》
《演技》△
《音楽》〇
《展開》〇
《笑い》×
《感動》×
《泣》×
《ハラハラ度》◎

★感想

なんとも言えない空気感。
食事の時間も不穏な空気が漂う中、父と子で会話するのがお互いに銃を構えていているみたい。

羊の群れは一方に集まるけども、はぐれてしまう羊もいる。はぐれないように集めるのが羊飼いの仕事。
まるで羊が家族のようだった。

シリアの地域だとジャスミン革命やイスラム合理主義など考えなきゃいけない事ばかりで変に偏見を誰しも持ってしまうだろう。

でも誰しもがそうだとは限らないのだ。

ラストは衝撃的なシーン。
呼びかけるのはまさにbrotherhoodだと思った。
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