りょーこ

Saint Bernard(原題)のりょーこのレビュー・感想・評価

Saint Bernard(原題)(2013年製作の映画)
4.0
バーナードがセントバーナードの頭部を持ってウロウロする怪作

『バーサーカー』監督作品なのですが、一体彼の頭の中はどうなっているのだ?

徹頭徹尾意味不明ですが、クリーチャデザイン等は抜群のセンスを感じます☆

英語鑑賞
英語字幕



ナマ七面鳥、空を飛ぶ…

叔父のエドから、指揮者になる為、厳しく教育を施されてきたバーナード。

それがトラウマになったのか、段々おかしくなってきた。

演奏中に頭が吹き飛び、ミミズ人間のようになったまま外へ。

道端でセントバーナードの頭部を見つけたので、大事に持ち歩くことにする。

警察に助けを求めるが、全く相手にしてもらえない。

突然現れた浮浪者の女と出会うも、彼女は足を轢かれて塩を浴びせられる。

さらに Static Boy なる性器の塊みたいなのが現れ、大量の下痢ピー。

そこへ、ナマ七面鳥が着地。
べちゃり、どちゃり。

荒野ではハゲがベビーカーを押している。

そしてバーナードは、クリーチャと化した叔父と対決するのだが……



誰か助けて、全く分からない( ´∀`)
が、なんか楽しい♪
そんな珍品。

トラウマで幻想でゴタゴタながら、音楽と木材はしっかり根底にあって、だからといってワケは分からず、頭がこんがらがってる間に終了~

スカイダイビングしてる七面鳥のシュールな姿は、一生忘れられないでしょうw

毛の塊みたいな棒人間とか、ぽっちゃり親父な天使とか…

挙げ句、ドル紙幣の偉人達が雨の中で素手喧嘩開始!

表現は悪いけれど、統合失調症患者の頭の中にいるみたいな感覚でした。

幻想世界の造形はユニークで素晴らしい!

しかし本当に意味不明(笑)

これはご覧になった方と語らねばなるまい…
りょーこ

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