清和(井浦新)と佐都子(永作博美)は不妊治療をしたが子どもができなかったことで養子縁組を考える。大切に育てていたがある日、母親と名乗る人物から電話があり…。
いい映画でした。特に養子縁組で子どもを育てている夫婦がいい人だなぁと思いました。あんなに産んだ母親のことも大切にしながら育ててくれるってあまりないことだと思うし、子どもは産むより育てる方がずっと大変だと思います。
原作では違うみたいなのですが登場人物に嫌な人がいないのがよかったです。みんな折り合いが合わないという感じで積極的に貶めてやろうという悪人はいなくて入り込みやすかったです。
自然の海や東京の夜景の映像が綺麗でした。ぱっと明るい自然光で光に包まれたような画が綺麗でした。中学生の女の子の青春時代も可愛かったです。その瞬間は確かに愛し合っている感じが良かったです。
晩婚化と少子化対策で多分これから養子縁組は増えると思うので、そうなってきたらまた見たい映画。