みきちゃ

エターナルズのみきちゃのレビュー・感想・評価

エターナルズ(2021年製作の映画)
4.1
MCUアベンジャーズシリーズ26作目。
フェーズ4の映画3作目。(予定変更で、シャン・チーと公開順序が入れ替わった)

これまでのMCU映画と毛色が違い、どう受け止めようか、スコアをどうしようかと悩み中。古代からの地球の守護神的な皆様の成り立ちと役割と、アベンジャーズの裏でエターナルズが何をしてたか(何をしてなかったか)の説明が無事終わっただけで、これはまだまだ始まりにすぎないのかなと思ったので、彼らの今後の物語を観てみないとよくわからないなというのが正直な感想。でもクロエ・ジャオ監督はやはり素敵。綺麗で雄大で詩的なおもむきが感じられる彼女の作品が好きだ。

触れ込みは「多様性を取り込んだ」ということになっていて、ほんとに多様性に溢れていた。色々と新鮮で、中でもセルシのヒーロー像はずば抜けて斬新だった、それに広島のことを後悔するような発言にはビックリした。ハリウッド映画で聞けることはないだろうと思ってた。私は「ブラックパンサー」をヒットさせたMCUが時代と共に変わりゆく価値観のフロントを走ることに積極的なのはよろこばしいと思う派。

以下ネタバレメモ
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・宇宙の創造主セレスティアルズが、ディヴィアンツから人類を守るために送り込んだのが10人のエターナルズ……と思わせといて、実は新たなセレスティアルズことティアマトを生むための餌的な存在として人類が必要で、その大事な餌を保護するためのロボットことエターナルズであり、無事新たなセレスティアルズが生まれた暁には地球は滅ぶことになるというオチ。

・セレスティアルズといえばGotG1のスターロードのパパやん。あのお父さん怖かったな…。

・サノスのブリップで人類が減ってティアマトの生誕が遅れていたものの、アベンジャーズの頑張りで人口が復活して、ティアマトがいよいよ生まれようとしていた。エターナルズは、セレスティアルズに誠実派と人類を守りたい派で分裂。バトルが勃発したが最終的に全員がセルシに力を貸してティアマトを大理石に変えて撃退。

・エターナルズ3名はほかの惑星にいるエターナルズにセレスティアルズの本当の目的を伝えに旅立った。セルシたちは地球で元の生活に戻ったが、セレスティアルズにより宇宙へ強制送還された。

・なにやら秘密を抱えていそうなジョンスノウ(といつまでも呼んでしまう…)がなにか強そうな剣を取っていた。新たな強いヒーローにでもなるんでしょうか。ジョンスノウとロブとの再共演が、イマカノの元カレ役&イマカレ役になるとはw セルシとサーセイの発音がめっちゃ似ててGOT勢としては無駄に心がザワザワした。

・ジョンスノウに語りかけた声が気になってググったところ、ブレイドだった!あそことも繋がるのかMCU。

・エターナルズの会話にバットマンだのスーパーマンだのとDCのキャラの名前が普通に飛び交っている世界線。スターウォーズもある世界線。

・アンジーとマ・ドンソク良かったなあ。もっと見たい二人。素敵エピソードが多そうなカップル。

・一番アガったのはこれ→ ミッドクレジットにハリー・スタイルズ!!!!!MCU参戦大歓迎!!サノスの弟役なのね。多様性というテーマにもハリーはぴったり。たのしみ♪ てかMCUのイギリス勢ほんとレベル高いわ
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