シェイクスピアの庭のKoheiOkutaniのネタバレレビュー・内容・結末

シェイクスピアの最後の3年間を描いた作品。
シェイクスピア俳優として数々のシェイクスピア作品に関わってきたケネスブラナーが、自らシェイクスピアを演じる。
その人物像に今なお数々の議論が交わされるシェイクスピアを、この作品では実力で成り上がった才能あふれる作家であったと描いている。衣装へのこだわり、さらに舞台を見るような「動きのないシーン」での演技力で魅せる演出が素晴らしい。
サウサンプトン伯との対話のシーンが個人的なベストシーン。
シェイクスピアの作品、特にソネット集に関して少し知識があると細部まで楽しめると思います。