すごいものを見せていただいてありがたや。
アーティストだなあ。
アートだなあ。
この監督の作品を3本観てから鑑賞。
もうすぐアマプラでの配信が終わってしまうので、興味ある人は駆け足でとりあえず4本まとめて観てください。
「幸福」での不穏な空気感はモーツァルトが鳴っていたからなのか。幸福の中に死を連想させるモーツァルト。なるほど。
「ドキュメンタリーは
純粋にリアリティーを求めるものと
私のように準備して撮るものがある
手を加えて現実らしく撮るのが好き」
目から鱗。
後者のことを「ヤラセ」と思っていたが、そうではないようだ。まあ、カメラがあるだけで人は演じてしまうのだろうから、純粋なドキュメンタリーなんて隠しカメラじゃなきゃ撮れないよな。
…と理解したつもりだったのに、最後の最後まで、まさしくこれが手を加えて現実らしくしたドキュメンタリーだと気が付かなかった。ラストシーンの言葉を聴いてハッとした。やられたー。