KanaiSatoru

ブラック・ウィドウのKanaiSatoruのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.5
ブラックウィドウを観ました。

この映画は、とても脚本がいいですね〜👍
この脚本なら、同じ役柄を演じ続けることに飽きてきたかもしれないスカーレット・ヨハンソンでもオッケーを出したんだと思いますよ😁

思えばブラックウィドウと言うのは暗殺者としての過去を持つアベンジャーズの一員ですが、他のアベンジャーズなうように特殊な能力を持っているわけではありません💦
言ってみれば格闘センスや並外れた身体能力はあるけれど、「それだけ」と言う言い方もできてしまうキャラクターです💦

だから彼女が主役の映画が公開されると聞いてちょっと不安に思っていたのです🤔
つまりアクションシーンの見せ場がちょっと物足りないのではないかと言う不安でした🤔

ところがどっこいアクションシーンは素晴らしいし、それだけではなく物語がとても胸に突き刺さるものがありました😆
家族をテーマに扱っているのですが、得体の知れなかった彼女の過去が明らかになるに連れて、彼女にどんどん感情移入していく自分に気づかされます😲

アベンジャーズの中の1つのキャラとしてでしかなかった彼女が、1人の人間として描かれていく中で、見る側は彼女をとても愛おしく、そして応援したくなるのです🤲

そう考えるとEnd Gameで死んでしまったことが悔やまれて仕方ありませんね😨

インタビューでは、End Gameで彼女が究極の選択をした理由に通じる背景が描かれていると言っています

そうです彼女は暗殺者として育てられた過去を悔いていて、たくさんの人を殺してきた、それを償うために生きているのです!
そんな彼女の強さや弱さを描いている映画です!

監督はケイトショートランドと言う女性監督で、過去の監督作品を見ると、まさかマーベル作品を撮るような監督さんには思えずビックリします😲

ややネタバレあるので、ここからご注意ください🙇‍♂️


メインとなるアクションシーンについてはバイクと車のカーチェイスのシーンに驚かされました、めちゃくちゃハイセンスなアクションで、車が地下鉄に飛び込むところとか、素晴らしいです!

あと改造人間チックなソルジャーが出てくるのですが、こいつがまたカッチョイイんですよ👍
中でも盾を使ったアクションはキャプテンを思い起こさせますが、それもそのはず、見たものを全てをコピーできる能力があると言うことなので、おそらくキャプテンアメリカの戦いをコピペしているのだろうと想像できます

そして所々で笑わせるユーモアのセンスも素晴らしいです😄

最後家族が誰も死ななかったことも良かったし、妹を抱きしめながら、ナターシャが言うセリフもグッときますね

大抵こういう映画ではお母さんか妹が死ぬもので、なんとか誰も死なずに終わりますようにと祈りながら見てしまいました🥺

エンドロールが終わった後におまけのシーンがあるのですが、調べてみるとこの後2年ほど先に公開されるホークアイの単独映画に妹のエレーナが再び登場すると言うことなので、その伏線と言うことのようです😏

まだまだマーベルから目が離せませんね!
脚本もアクションも素晴らしかったので、個人的には90点です。
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