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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版のILLminoruvskyのレビュー・感想・評価

4.5
原題『Once Upon a Time in America』 (1984)

監督 : セルジオ・レオーネ
脚本 : セルジオ・レオーネ、レオナルド・ベンヴェヌーティ、ピエロ・デ・ベルナルディ、エンリコ・メディオーリ
撮影 : トニーノ・デリ・コリ
編集 : ニーノ・バラーリ
音楽 : エンニオ・モリコーネ
出演 : ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、ジョー・ペシ、ジェニファー・コネリー、他

ハリー・グレイの自伝的小説を原作に、禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人街ゲットーで育った二人のギャングの栄光と破滅を少年期、青年期、老年期の3つの時代を行き来しながら描いた、一大アメリカ叙事詩ギャング映画傑作。

「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」の三作目。
そして、
セルジオ・レオーネの遺作となった映画史に残る超絶名作。

オールタイム・ベスト。

友情、裏切り、ロマンス、暴力、そして、ノスタルジーといった「ドラマ」的な面白さを詰め込んだ脚本、名優たちの演技、セルジオ・レオーネの演出、トニーノ・デリ・コリの撮影、名画特有の気品を感じさせるクラシカルなカメラワーク、美術、衣装、モリコーネの音楽がすべてが調和した、もう「総合芸術」としか言えない、これぞ「映画」な作品。

「映画」の面白さ、魅力がぎっしりと詰まっている、「死ぬまでに絶対観ろ!」映画です。
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