YukikoSwan

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版のYukikoSwanのレビュー・感想・評価

3.9
セルジオレオーネ監督に、
音楽はエンニオモリコーネさま!!

Once upon a time in America

ゲオにてDVD借りてきました。
レオーネの遺作なんですってね。

どれくらいの長さの作品かなぁ?
なんてふと見たら。

_人人人人人人人人人人_
> 完全版 229分  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

長い!笑
なので見切ったときは
かなり達成感ありましたよ。
それに、短いやつは映画会社が
勝手に編集したみたいなので、
完全版こそオリジナルらしい!

三つの世代のアメリカ、
少年、中年、その先の男たちを映した本作。

とにかく音楽が最高です!
エンニオモリコーネさんの音楽って
これ以上このシーンにしっくりくるものはない!っていう絶対的領域で奏でてくる。
しかも頭から離れない。
たくさん、楽しめます。

ちなみにこの映画、いろんな時間軸に飛ぶので、解読がむずかしい!
クリストファーノーランはこういうの
参考にしたのかな?

まず1920年、主役のヌードルスとその仲間たちは当時増えてたユダヤ系移民で、
マンハッタンはロウアーイーストサイド、ゲットー地区にて成長する。
この時の少女役のジェニファーコネリー
の美しさったらもう!
息を呑みます。
残念ながらバレエは下手っぴです。
非行少年たちはみな、
それぞれの個性が光ります。

ある程度大人になった彼ら。
主役のヌードルスを演じますのは、
我らがロバートデニーロです。

禁酒法が解かれた年だから
1933年でしょうか?
レスラーみたいな水着が
流行ってたみたいですね。
普通にかっこよくなかった笑
もういいマフィアでしたね

そして1968年、みんなおじいちゃんに。
ここから先はみてからのお楽しみ

この映画は色々噛み合わないんです、
辻褄が合わない。謎めいてます。
その理由はセルジオレオーネが
シュールレアリスムが好きだかららしいですよ。これは興味深いですよね。

それに2人の親友と1人の女構造が
あの第3の男から来てるとか!
クラシックは見とくに限りますね。

最後のロバートデニーロの笑顔、
気になるなぁ〜。
アヘン窟いい味だしてましたね。
YukikoSwan

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