少しリアルで喜びや気持ちよさに直結しにくい
格差社会があり、もちろん貧民の方の目線で物語は進む。
家族全員が無職。（韓国の職業難はそんなに厳しいのか）
底辺は格差によって、生きることさえままならない。
謙虚で真面目で馬鹿で時代の犠牲者の貧民が、正義によって報われるのが気持ちいい。
しかし、この家族は時代の犠牲者ではあるが、謙虚でも真面目でも馬鹿でもない。
貧しいからクズな性格、裕福だから優しい性格、格差によって性格も犠牲になっているように映されている。
この家族は、節度を持たずに裕福な家で豪遊し、度を越すほどに家族全員で寄生する。
運転手父さんは、裕福夫に「度を超えていないのが良い」と言われた時に笑えてこなかったのかな。
悪い資本家を倒すのは美徳だが、裕福家の悪い所は描かれない。
裕福家は、貧民によって無慈悲に幸せを奪われる。
どこか暴力的で、喜びや気持ちよさ美徳に直結しにくいと思いました。
裕福豪邸が素敵すぎる。
裕福夫の声が素敵。
裕福高2がかわいい。
貧民家族はもう無理なのだろうか。
何か救いが欲しくなる映画だと思いました。
