人は映画館にスリルを求めてホラー映画を観に行くように、笑って楽しい気分にぬりたいから、この映画を観に行ったのだろう。
ドラマを観ていない。
喧嘩アクションにあまり興味が持てなかったので、
その場面が長―く感じた。
柳楽優弥の悪役は似合っているけれど、学園抗争ものって、「クローズ」の焼き直し感で新味が一切感じられない。
賀来賢人と伊藤健太郎と清野菜名と橋本環奈の4人のわちゃわちゃはほどよく楽しむ。
笑えたのは仲野大賀とシソンヌの2人と(飽きてきたけどギリギリ佐藤二郎)
この作品が2020年の実写邦画興収1位なのか。
少し寂しいような気もするが……
正直、内容は無い。
でも、それでもいいとは思う。
笑いたくて、劇場に足を運ぶんだから。
コロナ禍で緊急事態宣言明けのタイミングで
みんな笑いを求めていたのだろう。
だから良いと思う。
けど……実写1位とまでなると、なんだかモヤッとするのはなぜだろう。