皆さま明けましておめでとうございます
(遅いなんてもんじゃ済まない)
新年一発目のレビューです、
まあそもそも難解なノーランの中でも難解と評判の今作に手を出してみましたよ。
この手のタイプってその世界観にまず入り込めるかどうかでだいぶその後の観る気力や集中力に起因すると個人的には思うのですが、今作は開幕オペラクラシックさあこれから始まるドン！(ドン)と視覚的にも聴覚的にも引き込まれ候でしたわ。
その後も時間逆行のメカニズム云々で、
うーん分からんと主役も私も思っていたところで「考えるな、感じろ」と救済ワード頂けたりと何か随所にノーランの脳味噌を備えてない多くの私のような視聴者への配慮がなされていたように思う。
あとは劇場で観るべきだったであろう格闘スキル200P振ったかの如く肉弾戦やカーチェイスやらはさすが見応えありましたね〜
仮に全然話が分からなくても、ここだけで劇場に客呼べるレベルやなあと。
その辺のプロ意識はさすがです、ダンケルク然り。
今作の何か鍵になるフレーズとして、
「無知であることが武器」とございましたが、普段純粋と無知は罪だと定説唱えてる私サイドからすると到底受け入れがたい思想のはずが、今作見終えた後だと
「確かに一理あるな〜」とじわじわきた。それ故にニールの笑顔が儚い...
キャスト陣も各々適役でしたね〜
久々の映画充、忘れていた感覚が呼び戻されてきた感じでワクワクでした^ ^
