台湾の幸福路という田舎町で育ったチーは大人になりアメリカで暮らしている。祖母が亡くなった知らせを受け久々に故郷の町に帰る。台湾のアニメーション映画。
絵柄は独特であたしんちとかちびまる子ちゃんとかその辺りをちょっと崩した感じです。ノスタルジーを感じる絵柄で背景の空とか川とかが綺麗でした。台湾の壁紙とか学校とか街並みとか環境もいいです。
ストーリーに派手さはないけど当時の台湾の情勢などが分かって面白いです。生きた時代でみんなそれぞれ事件がありどの時代に生きた人も特別だと思いました。
「何を信じるかで人生は決まる」おばあちゃんの名言はなかなかよかったです。人生の帰路に立たされたチーが現在と過去を見てこれからを決める物語。こういう人生もありなんだろうなぁと思えました。