家族を亡くしたダニー(フローレンス・ビュー)は恋人と彼の友人達とあるコミューンの夏至祭に参加するためスウェーデンに向かう。
ホルガ村の映画美術がよかったです。建物と衣装が綺麗でした。壁画なども細部までこだわっていろいろと意味があるようでひとつの宗教を映画の中で作り上げるのは中々難しそうで楽しそうだと思いました。
村の人たちは基本にこにこして同じ衣装を着て人形みたいだけどそれぞれ個性があり怒りや悲しみ・緊張を表現するシーンが面白かったです。この宗教の中でやっていくのもかなり大変そうです。
文化人類学でアフリカの民族の慣習などを見るとグロテスクだったりしますがそんな感じで受け入れるために見て欲しいのかなと思いました。この村はすごく綺麗なので違和感の方が大きかったです。
嫌な人物もいなかったし噂で聞いたほど鬱映画ではなかったです。そんなに心にも残りませんでした。映画美術は綺麗でした。