Flagの配給作品を観たくて鑑賞
PERFECT DAYSを近々で観たこともあってか
無駄がない≠最低限 ということに焦点を当てて観てしまった
PERFECT DAYS鑑賞後、余白が生まれると時間や感情はこんなにも優しく流れるのか、と考えたけど
今作は人生に余白を生む為 持ち物を減らし
生活に物理的な余白を作った
物理的や余白を作ることで結果的に精神的・心理的にも余白が生まれていたと感じた
その余白は やはり彼らを豊かにしたな、と
個人的には思った
私は物も人も感情も何もかも捨てられないタイプの人間で
むしろこれまで捨てないように努力していたと思う
でも、最近出会った映画たちのおかげで
余白から生まれる豊かさが沢山あることを知ったので
パウルとトニーのように急に裸で投げ出される覚悟はまだ持てないけど
まずは自分の持っているものが何個あるのか数えてみたくなった
他レビューで、劇場上映中にパウルとトニーの裸パネルが客席に座っているプロモーションが良かった、と見て
この映画らしい くすくす笑ってしまうような素敵なプロモーションだなと思いました